忘れ去られた言葉。「省力化」「省人化」

 私がまだ現役のころは、「派遣労働」とか「外国人労働者」などは皆無の状態でした。 そして経済成長は、今に比べて比較にならないほどパーセンテージが高かったころでした。  拡大している経済に対して、企業は増産に次ぐ増産で対応しました。その時企業は、どんな手を打ったのでしょうか。それは「省力化」「省人化」という設備の高度化でした。 例を挙げると、自動車産業における溶接の自動化です。溶接ロボットを導入して溶接作業から人を無くしたのです。つまり「省力化」「省人化」です。 では溶接工たちはどうなったのでしょうか? 実は当時も今もそうでしょうが、溶接ロボットというのはティーチングプレイバックと言われるタ...