金融中心で経済成長を語ることの意味は特にない

 現代貨幣理論という考え方は、実体経済を語れていない主流派経済学をベースに、その本質である貨幣の融通、すなわち金融の良しあしを語ることをベースとして、現実的な経済について「すべてを」説明するために認識できる範囲で修正した、あるいはしようとしたものだろう。 修正して調整しているのだから、その範囲で今の経済状況を語れるのは当たり前である。ただそれは部分的な説明に過ぎない。それがすべてを語れるという前提で修正し続けるという考え方なのだろう。そこには、主流派経済学に匹敵する権威も織り交ぜられ理屈をこねくり回すための頼りになる気持ちもわからなくはない。そこを変えてしまえばそもそも...