「租税貨幣論」概論

 今回のコラムは「租税貨幣論」と「債務ヒエラルキー」の解説になります。 前回の「貨幣負債論(信用貨幣論)」と同様、「進撃の庶民」様のコメント欄における論争で「貨幣負債論」「租税貨幣論」「MMT」の特徴解説を依頼されたことが今回のコラムの発端となります。 それでは、前回に引き続く第二弾、「租税貨幣論」(とおまけで「債務ヒエラルキー」)を、MMTの入門書である、L.ランダル・レイの「現代貨幣論」から紹介します。 「租税貨幣論」とは、税の存在こそが国定通貨を流通させるという理論です。 一般的には、税金には4つの機能があるとされています。①公共サー...