グローバリズム全体主義

 この20年の間に日本が失ったものは相当なものである。その中でも象徴的なものは、技術立国としての産業構造であろう。物を作るものを作る技術を開発する人々が国内から消え失せていく。 公共事業に対する政府の支出が極端に減った状態が20年レベルで継続したことで、国内の仕事がなくなっていくことで、外需に頼らざるを得なくなり、貧困への競争を強いられ、カネもうけに過度に偏った経営を強いられ、人件費を削り、直接カネもうけの見込みのない技術開発からの撤退、選択と集中と称して、カネもうけという指標だけで事業を絞り込んでいった。身軽になったのはよいように思われるが、結局は技術開発する素地も失...