借りた金を貸せば預金が膨らむ

 表題に掲げたことは必ずそうなるということではなく、場合によってなる、ということです。 表題に掲げたことが実際に行われていたのが高度成長期の市中銀行の貸出しです。当時、市中銀行の貸出しは「歩積み両建て」という今ではやれば罪になる商慣行の下で行われていました。 この「歩積み両建て」というのがどんなものなのかは下記のエントリーをお読みください。  実は先だって、ブログ「進撃の庶民」に{老いの一徹:【今様今昔物語:昭和という時代の特徴】}というコラムをアップして、その中で「昭和」という時代に行われていたことの中身が実感として感じられないのではないか、またそのことを記録した文献を読んでも字面を追い...