多極化時代、日本の「生産性」を高めるにも、物を作れるようになることが大事だ。

 生産性という言葉は、カネに換算して比較がなされるものである。もちろん、生産性が低いことは何か問題があることを示しているのではあるが、単純にそれを引き上げればよいという単純な解決策で状況が好転するとは限らない。あくまでも一つ側面を示す指標であり、その指標がダイレクトにしめす現象が解決したいことだけが要因となっているわけもないのである。本当に解決したいことはおそらくもっと具体的で、その指標からだけでは見えないものである。一見意味がありそうで、理屈が整っている解決策は、解決策がやりたいことがどうなっているかをしっかり見ないと、意味はないのである。いつもの日本の学ぶべきところは本当に欧...