ハイテンボルトが品薄です。

  ハイテンボルトとは高張力鋼ボルトのことで、ビルディング等の鉄骨構造物の接合に用いられるボルトです。 材料は特殊鋼で、降伏点(イールドポイント)が管理しやすいため、接合力の確保が確実に行えますので、近年は建築現場での溶接による接合はほとんど行われなくなりました。 昔話をしますと、東京タワーの鉄骨の接合にはリベット(鋲)という部品を使っていました。当時は鉄骨の接合には溶接は用いられず、ハイテンボルトも無かったので、熱したリベットをハンマーでたたき込み、リベットが冷えるとそれが収縮して、その収縮力で鋼材を締めあげていたのです。ハイテンボルトと同じ理屈で鉄骨同士を接合していたのです。...