経世済民の意志がないのなら、彼方へどうぞ

筆者をはじめ積極財政金融論を説く論者はいるが、ここで『経世済民』とは何か、改めて問うてみたい。経世済民とは、「世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。(三省堂辞典)」であり、適切な政策をもって人々を苦しみから救うことを指す。では、現代日本に暮らす国民の苦しみとは何か。それは、生活の困窮、つまり、「所得や収入の絶対的な不足」に他ならない。各種の世論調査でも、政治に求めることは何かという問いに、「社会保障を充実させてほしい」、「景気を回復させて欲しい」、「雇用を改善してほしい」という回答が常に上位を占めるのは周知のとおり。筆者が過去のエントリーで繰り返し述べてきたとおり、“若者の〇〇離れ”...