二・二六事件、青年将校の恋の破綻|その原因は天皇機関説

二・二六事件を起こした元・陸軍青年将校の磯部浅一。↓のセリフを言いそうな人物です。 陸軍青年将校の「恋」恋して、恋して、恋して、恋狂いに恋し奉ればよいのだ。どのような一方的な恋も、その至純、その熱度にいつわりがなければ、必ず陛下は御嘉納あらせられる。(『英霊の聲』(オリジナル版)三島由紀夫著 河出文庫 平成17年 p.29) 上記は二・二六事件を起こして刑死した青年将校の霊のセリフです。もちろん、小説ですからフィクションですが、その「恋」の対象は昭和天皇。 これは君主、天皇、皇帝を慕ってやまぬ「恋闕(れんけつ)の情」というものです。闕というのは宮廷の「門」で、...